申告した後にセルフメディケーション税制が有利と判明!修正可能?


2017年1月1日から新たに「セルフメディケーション税制」って、所得控除の制度の期間限定で導入されました。

この「セルフメディケーション税制」って、医療費控除の特例っていう位置づけで、医療費控除を適用したら、「セルフメディケーション税制」は適用できない。

逆に、「セルフメディケーション税制」を適用したら、医療費控除は適用できないっていった感じに、「セルフメディケーション税制と医療費控除は選択適用」っていうことになっています。

確定申告では、「セルフメディケーション税制」って初めての制度のよくわからなかったから、医療費控除を選択して、所得控除額を計算してみたけど、あとあとで、「セルフメディケーション税制」という制度を知って、「セルフメディアケーション税制」を適用した場合の方が実は、所得控除額が大きかったっていう事実が分かってしまった。

あちゃ~、損しちゃった!!!

これって修正して払いすぎちゃった税金を取り戻せないのかな~???

できれば修正して払いすぎちゃった税金を取り戻したいですよね。

実はタイミング次第では、修正することができるんです。そんな「医療費控除からセルフメディケーション税制への修正の方法」をご紹介しますね。

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そもそも確定申告を修正する方法ってどんな方法があるの?

所得税の確定申告って、いつからいつまでに申告しなくちゃいけないってご存知ですよね。

2月16日及び3月15日が土日の場合には、多少、前後することはありますが、、、毎年、2月16日~3月15日までの期間で申告することになっています。

っていう風に決まっているんですが、医療費控除の申告をされる方の多くの方は、サラリーマンなどですでに給料から天引きで税金が控除されていて、その控除されすぎてしまった税金をちょっとでも返してもらうために、確定申告しているって方が多いと思います。

このように、納めすぎてしまった税金を返してもらう(還付してもらう)申告を還付申告っていうです。

この還付申告については、先ほど、お伝えした確定申告の期間(2月16日~3月15日)の始まり(2月16日)を1月1日まで早めることができるんです。

この制度を知っている方は、年明け早々に、還付申告の手続きを済ませている方もいると思います。

なので、医療費控除の適用を受けて、すでに確定申告を済ませてしまっている。という状況になっているかもしれません。

一度、出してしまった申告なので、もう修正できないと思っている方もいるかもしれませんが、実は、申告期限内であれば、何度でも修正して、申告書を出し直すことができるんです。

この申告期限内での申告書の訂正「訂正申告」って言うんです。

じゃあ、申告期限(3月15日)を過ぎてしまって、申告内容の間違いを見つけた。

そんなときは、申告書を修正できないのかというとそうではないんです。

申告期限(3月15日)を過ぎてしまった場合でも、「更生の請求」っていう方法で、申告内容の修正を税務署に申し出ると納め過ぎてしまった税金を減額してもらえる場合があります。

余談ですが、「減額してもらえる」っていう記載ではなく、「減額してもらえる場合がある」って書いたのに意味がありまして、間違っていましたよ~って、「更生の請求」っていう手続きを税務署に対して行うんですが、内容によっては、「更生の請求」が認められないケースがあるんです。

そんな場合には、「更生の請求」をしても納めすぎた税金を減額してもらえない場合があるっていうことなんです。

つまり、確定申告を修正する方法をまとめますと、

(確定申告を修正する方法)
・確定申告期限(3月15日まで)に修正する:訂正申告
・確定申告期限(3月15日以後)に修正する:更生の請求

ということになります。


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じゃあ、いつまでだったら、医療費控除をセルフメディケーション税制に変更できるの?

確定申告を修正する方法には2種類あるっていうことはわかった。

じゃあ、医療費控除よりもセルフメディケーション税制の方が有利(逆で、セルフメディケーション税制よりも医療費控除が有利も同じ)ということが申告した後に分かった場合に、「訂正申告」「更生の請求」のどちらの方法でも申告書を作り直せるんでしょうか。

答えは、「訂正申告」では修正できるんですが、「更生の請求」では修正できないんです。

さっき、「更生の請求」が認められないケースがあるって書いたと思うんですが、まさに、この医療費控除よりもセルフメディケーション税制の方が有利だと分かった場合に、申告期限後に「更生の請求」をしても税務署は税金の減額を認めてくれないんです。

「更生の請求」って、間違った方法で申告してしまった場合に正しい方法に直すっていう場合には認められるんです。

でも、正しい方法で申告したものを他の正しい方法で修正するっていう場合には、その請求が認められないんです。

医療費控除もセルフメディケーション税制も共に、どちらを採用しても正しい方法なんです。

だから、正しい医療費控除を採用することから、正しいセルフメディケーション税制を採用するってことには変更できないんです。

じゃあ、いつまでだったら、医療費控除よりもセルフメディケーション税制の方が有利だと気が付いた場合に修正できるかといいますと、

申告期限内まで(訂正申告できる期限まで)

ということになります。

まとめ

・確定申告を修正するには、「訂正申告」と「更生の請求」っていう方法がある。

・医療費控除よりもセルフメディケーション税制の方が有利だと分かった場合、「訂正申告」なら申告内容を修正できるけど、「更生の請求」では申告内容を修正できない。

つまり、3月15日までの申告期限内であれば、医療費控除よりもセルフメディケーション税制の方が有利(もしくは、その逆でセルフメディケーション税制よりも医療費控除が有利)っていうのがわかった場合、申告書を修正することができます。

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