インフルエンザの予防接種の値段が病院ごとに違う理由は?なにか差があるの?安い病院はどうなの?

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インフルエンザの予防接種って、どこの病院にいっても同じ値段で打てるんでしょ?って思っている方って結構多いと思うのですが、実は、病院によって値段が違うんです。

じゃあ、値段が違うってことは、種類が違うんじゃないの?とか、値段によってなにか違うんじゃないの?って思いますよね。

もし、効果が同じなら、安い病院を選んだ方がいいんじゃないの?っていうことも考えたりすると思います。

そういったインフルエンザの予防接種の効果と予防接種の値段について関係があるのかご説明致します。

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インフルエンザの予防接種の値段が病院ごとに違う理由は?

インフルエンザの予防接種って、「保険診療」だと思っている方がいると思うのですが、実は、「自由診療」なんです。

保険証を持っていっても、3割負担で済むってことはないんです。

保険診療ですと、診療報酬が点数で決まっているので、基本的には、どの病院にいっても、診療内容が同じであれば、同じ値段になるんです。

でも、インフルエンザの予防接種は、「自由診療」なので、病院ごとに自由に値段を設定できてしまうんです。

これについて、地域ごとや医師会である程度、値段を決めてしまうっていう方法もあるのでは?って思われる方もいるかもしれませんが、これをやってしまうと独占禁止法に違反してしまうので、医師会で値段を決めてしまうといった方法はできないんです。

じゃあ、どうやって予防接種の値段が決まっているかというと、企業が商品の値段を決めるのと同じように決まっています。

具体的には、予防接種の値段=ワクチンの仕入値+必要経費+病院の利益なんです。

予防接種の値段の相場は?

この3つの項目を考慮して、予防接種の値段は決まっているんですが、どのぐらいが相場だと思いますか?

2016年では、3000円~5000円ぐらいで値段を設定している病院が多いと思います。

ちなみに、2014年以前ですと、2500円~4500円ぐらいのがインフルエンザの予防接種の相場でした。

これの値上がりの理由は、3つの項目のうち、「ワクチンの仕入値」があがったということが原因です。

インフルエンザのワクチンは、その年に流行するであろうウイルス株をチョイスして、作っています。

2014年までは、ワクチンに含まれるウイルス株の数が3種類だったものが、2015年から4種類に増えています。

その結果、「ワクチンの仕入値」が上がってしまったんです。

インフルエンザウイルスは色々と種類があって、その種類にあったワクチンを接種しておかないと、効果はないので、より効果を高めるために、2015年から4種類に増えました。

ワクチンの仕入値ってどのぐらいなの?

じゃあ、ワクチンの仕入値って、そもそもどのぐらいかといいますと、大人2回分のワクチンが入った1本あたりのビンで2000円~3000円の辺りのようです。

これを単純に、回数で割ると、大人1回あたり1000円~2000円ぐらいになるのですが、このワクチンは1度開封してしまうと、その日のうちに使いきらなくてはなりません。

そのため、インフルエンザの予防接種を受ける方が、奇数人ですと、半分の量は処分してしまわないといけないことになってしまうので、ワクチンの値段を構成す「ワクチンの仕入値」は、在庫ロスが生じてしまうことも考えなくてはいけないのです。

必要経費、病院の利益は?

ワクチンの値段を構成するものとして、必要経費、病院の利益も考えなくてはいけません。

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なぜかというと、病院を運営していくには、看護師などのスタッフの方、光熱費、家賃などの経費も発生してきます。大きな病院になれば、病院で働く方も相対的に増えますし、その他、病院を管理運営していくコストも相対的に増加してくるので、必要経費の部分も大きくならざるを得ません。

そのため、一般的なインフルエンザの予防接種の値段(3000円~5000円)を大きく上回ることがない限り、インフルエンザの予防接種ではあまり病院の利益はでないようです。

インフルエンザの予防接種は値段によってなにか違うの?

インフルエンザの予防接種の値段は、
予防接種の値段=ワクチンの仕入値+必要経費+病院の利益
で決まっています。

「必要経費」と「病院の利益」がどんなに高かろうが安かろうが、ワクチンに差がなければ、予防接種に差がないことはわかると思います。

インフルエンザの予防接種の値段の差で、効果に差が出るとすると、「ワクチンの仕入値」が高かったり、安かったすることで効果に違いがあるかというところがポイントになると思います。

インフルエンザの予防接種は、厚生労働省が、今年流行るであろう4種類のインフルエンザのウイルス株を選定し、それを、国内の4つのメーカーに生産量も支持して、作らせているのです。

4つのメーカーが使っているインフルエンザのウイルス株はすべて同じなので、どのメーカーが作っても、インフルエンザワクチンは同じなんです。

そのため、仮にメーカーごとに仕入値に差があったとしても、インフルエンザのウイルス株は同じため、インフルエンザの予防接種の値段によってなにか差がでるってことはないんです。

インフルエンザの予防接種が安い病院ってどうなの?

病院が安い値段で予防接種を提供しようとすると、
予防接種の値段=ワクチンの仕入値+必要経費病院の利益
なので、ワクチンの仕入値を下げようとすることはほぼできないです。

そうすると、一般企業と同じように、無駄を排除した企業努力によって、必要経費を低く抑えることができれば、予防接種の値段も下げることができます。

もしくは、病院の利益は限りなくゼロもしくはマイナスとすることによっても予防接種の値段を下げることができます。

病院の利益を限りなくゼロはあったとしても、さすがに、マイナスはないんじゃないって思うかもしれませんが、
インフルエンザの予防接種の値段を安くする

多くの人に利用してもらう

病院の良さを体験して理解してもらう

口コミで多くの人が病院良さを知る

病気になったときにその病院を利用しようと思う

といった流れを期待して、インフルエンザの予防接種の値段を安くしている病院もあるようです。

駅などで、病院の広告が出てることがありますが、広告に費用をかけるよりも、利益を削って、病院を利用して体験してもらった方が同じお金をかけるよりも効果的なのかもしれませんね。

逆にいうと、インフルエンザの予防接種の値段を安く設定している病院は、自分の病院を売り込みたいと思っていますので、私の意見としては、いい病院になろうと思っている病院・努力している病院なので、結果としていいサービスが受けれるのではないかと思います。

ちなみに、私の妻と子供は、平均的な相場よりもお安めな2300円という値段のインフルエンザの予防接種を受けてきました。

まとめ

インフルエンザの予防接種は、病院によって値段が異なりますが、ワクチンに入っているインフルエンザのウイルス株は変わりませんし、安い値段を設定している病院は、広告効果を期待して安い値段を設定していると思いますので、個人的には、安い値段の病院の方がより良いサービスを受けれるのではないと思います。

お近くに病院で予防接種を受ける時には、ちょっと電話して値段を確認してみるといいかもしれないですね。

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